
そもそもVRChatのワールドって、普通の3Dモデルと何が違うんですか?

いい質問だね。
まずは「VRChatのワールドとは何か」から確認していこう!
VRChatで遊んだことがある人なら、「ワールド」がどんな場所かすでに理解していると思います。
ですが、Blenderや3D制作からVRChatに興味を持った人にとっては、「自分の作った空間に入れる」と言われても、ピンとこないかもしれません。
「3Dモデルを作ること」と「VRChatのワールドを作ること」は何が違うのか。
VRChatでは、作った空間の中で何ができるのか。
この記事では、ワールド制作を始める前に知っておきたい「VRChatのワールドとは何か」を、VRChat初心者向けに整理しました。
- VRChatで何ができるのか
- VRChatの「ワールド」とは何か
- 3Dモデル制作とワールド制作の違い
すでにVRChatで遊んでいて、ワールドがどんな場所か体感している方は、この記事を読み飛ばしても大丈夫です。次の Step 1「はじめてのワールドを作ろう」から、実際に制作を始めていきましょう。
まだVRChatのワールドを歩いたことがない方は、この記事を読んだあと、実際にいくつかのワールドを見て回ってみるのがおすすめです。
作る前に本物のワールドを体験しておくと、「自分もこんな場所を作ってみたい」というイメージがつかみやすくなります。
VRChatとは?
VRChatは、自分の分身となる「アバター」の姿でさまざまな空間に入り、ほかの人と交流したり、遊んだりできるサービスです。

ここでいう「アバター」は、VRChatの中で自分の姿として表示されるキャラクターのことだよ。人型のキャラクターだけでなく、動物やロボット、妖怪のような姿にもなれるんだ!

「VRChat」は、名前に「VR」とありますが、VR機器がなくてもPCやスマホから遊べます。
もちろん、VRヘッドセットを使えば、よりその場にいるような感覚で楽しむこともできます。
VRChatでは、たとえば次のようなことができます。
- きれいな景色のワールドを散歩する
- 友達と同じ場所に集まって話す
- アバターを着替えて写真を撮る
- ゲーム系のワールドで遊ぶ
- 自分で作ったワールドを公開する
VRChatの面白いところは、3D空間をただ画面の外から眺めるだけではなく、自分のアバターでその中に入れることです。
たとえば、素敵な旅館の一室があれば、畳の上を歩き、窓際に座って、外の景色を眺めることができます。
夜の学校があれば、暗い廊下を進み、奥の教室に何があるのかを確かめに行けます。
小さなカフェがあれば、友達と同じテーブルを囲んで話せます。
VRChatのワールドは、ただ眺めるための背景ではありません。
自分のアバターで入り、歩き、見上げ、座り、誰かと同じ時間を過ごせる場所です。
そして、その空間は公式が用意したものだけではありません。
多くのワールドは、VRChatを遊ぶユーザー自身によって作られています。

作ったり遊んだり…それぞれが自由に楽しめるのがステキ✨

その自由さがVRChatの大きな魅力だね
VRChatの「ワールド」とは?
VRChatのワールドとは、ユーザーがアバターで入ることのできる3D空間のことです。
部屋、広場、学校、神社、森、廃墟、カフェ、ゲーム会場。
形はさまざまですが、どれも「人が入って過ごせる場所」として作られています。

3Dモデルとの大きな違いは、中に入って体験できることです。
たとえば、椅子の3Dモデルを作っただけなら、それは「椅子というモノ」です。
でも、その椅子を部屋の中に置き、座れるようにし、周りにライトや壁や鏡を配置すると、そこは少しずつ「過ごせる場所」になっていきます。
VRChatのワールドでは、次のような体験を作ることができます。
- 部屋の中を歩く
- 鏡の前に立つ
- 椅子に座る
- 友達と集まる
- スイッチを押す
- 音を鳴らす
- 明かりをコントロールする
これらを組み合わせていくことで、さまざまな体験を作ることができます。
たとえば、「お化け屋敷」で友達と一緒にドキドキしながら探索することもできるのです。

実際にそういうワールドもたくさんあるんだよ

わわ…ほんとうに怖そう…💦
つまり、VRChatのワールドとは、ただ背景として見るものではありません。
アバターで中に入り、歩き、見て、過ごせる1つの世界なのです。
3Dモデル制作とワールド制作の違い
「3Dモデルを作ること」と「ワールドを作ること」は、似ている部分もあります。ですが、考える範囲が少し違います。
| 3Dモデル制作 | VRChatワールド制作 |
|---|---|
| ものを作る | 場所や体験を作る |
| 机、椅子、建物などを作る | それらを空間に配置する |
| 形や見た目が中心 | 歩く・見る・座るなどの体験も大事 |
| 単体の作品として見せられる | アバターで中に入って過ごせる |
たとえば、3DモデリングソフトのBlenderで「アンティークな椅子」を作ったとしましょう。
その椅子単体でも、もちろん作品です。形を整え、質感をつけ、古びた雰囲気を出せば、それだけで魅力があります。
ですが、VRChatのワールド制作では、その椅子をどこに置くかも大切になります。
部屋の真ん中に置くのか。窓際に置くのか。
鏡の前に置くのか。暗い廊下の奥にぽつんと置くのか。
同じ椅子でも、置き方によって意味が変わります。
さらに、プレイヤーがその椅子に座れるようにするなら、ただのオブジェではなく、「体験」になります。
ワールド制作では、3Dモデルを作る力も役に立ちます。ただし、それだけではなく、人がその場所に入ったときにどう感じるかも考えていく必要があるのです。

それがVRChatワールドの魅力なんですね!

そう!ワールドを歩く人が、何を見て、何を感じるか…
それを想像しながら作るのが楽しいんだ✨
ワールド制作とは何をすること?
ワールド制作とは、3D空間を「人が入って過ごせる場所」に整えていくことです。
具体的には、Unityというソフトを使って、空間の中にいろいろなものを配置していきます。
たとえば、最初はこんなものを置きます。
- 床
- 壁
- ライト
- 椅子
- 鏡
- アバターの出現位置
床があれば、そこに立つことができます。
ライトがあれば、空間の明るさを調整できます。
椅子があれば、座ることができます。
鏡があれば、自分のアバターを見ることができます。
そして、VRChat SDKという仕組みを使うことで、その空間をVRChat用のワールドとして確認したり、条件を満たせばアップロードしたりできるようになります。


と、トイレワールド…??

こういうマニアックなワールドを作るのも
ワールドクリエーターの自由だからね💡
このシリーズで目指すこと
このシリーズ 「ワールド制作、はじめの一歩」 では、まず小さな成功体験を目指します。
難しいギミック(仕掛け)や、有料素材や、モデリングは使いません。
まずは、Unityを使って、シンプルなワールドを作ります。
そこにCube、椅子、ミラーを置きます。
そして最後に、自分の作ったワールドに入って歩いてみます。
- Step 1:はじめてのワールドを作ろう
- Step 2:ワールドにオブジェクトを置こう
- Step 3:自分のワールドを歩いてみよう
このシリーズが終わるころには、自分で作ったワールドに入るという体験ができます。

最初の目標は、美しいワールドを作ることではなく、「自分にもワールドが作れた」と思えること!
まとめ:次は実際に作ってみよう
この記事では、VRChatの「ワールド」とは何かを確認しました。
VRChatでは、アバターの姿でさまざまな空間に入り、歩いたり、座ったり、友達と過ごしたりできます。
VRChatのワールドは、ただ眺める3Dモデルではなく、アバターで中に入って体験できる3D空間です。そしてワールド制作とは、3D空間を「人が入って過ごせる場所」に整えていくことです。

ワールド制作って、建物や小物を作るだけじゃなくて、そこに入った人がどう過ごすかまで考えることなんですね💡

その通り!でも、最初から難しく考えなくて大丈夫。
まずは小さなワールドを作って、そこに自分で入ってみよう。
それだけでも、ワールド制作の楽しさはちゃんと感じられるよ✨
次の Step 1 では、実際に手を動かしながら、はじめてのVRChatワールドを作っていきます。



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